一つの殻は帆のごとくにし、風にのって走る。
19日の給食には「ホタテ入りクリームシチュー」が登場しました。
原発処理水の海上放出による中国の日本産水産物の全面禁輸措置を受け、
市内の水産加工工場から仕入れたホタテが給食にも登場し、南中生も美味しそうに食べる様子が見られました。
ホタテは貝殻が「船の帆」のようになっていてます。
昔は、それを使って水中を移動すると考えられていました。(だから、帆立)
しかし、実際は貝にの中に入っている海水をいきよい良く吐き出すことで移動しています。
つまり、『海水をいきよい良く吐き出す作用があり、その際の海水からの反作用』を用いて水中を移動します。
また、ホタテは示相化石で『生息域は当時、冷たく中浅の海であった』ことがわかります。
さらに、その貝殻は『炭酸カルシウム=チョーク』として学校でおなじみであり、稚内市の観光名所『白い道』にも利用されています。
ホタテは食材としても、教材としても活用でき、1度で4度も5度も『オイシイ』存在です。