振動という現象が「音」の本質であるならば、合唱で人の「心を震わせる」というのは感傷的な比喩ではなく、物理的にその振動に「共鳴」しているからなのだろう。
人の心は難しい。自分の心でさえ分からないことが沢山あるのだから、誰かの心の中を全部理解するのは不可能に近い。
だから人間は、自分の想いを自分が持ち得る言葉に置き換えて、相手に伝えようと努力する。
2日(木)に2年生で「性に関する指導」が行われました。内容は「性衝動」。
性的同意を「お茶はいりませんか?」に置き換えたり、
今後の生活で実際に起こりそうなシチュエーションを考えたりしながら取り組みました。
お互いがより良く生きるために、どのような行動をとっていくのかを2年生は一生懸命考えていました。
また、3日(金)には、卒業式にむけての「全校合唱」が行われています。
タイトルにも書きましたが、音は「波」「振動」です。
ただの物理現象です。
では、心を震わせる合唱の「感情や感動」はいったいどこにあるのでしょうか。
おそらく、感情豊かに歌い上げた合唱曲を赤ちゃんに聞かせても、赤ちゃんは感動することはないでしょう。
なぜなら赤ちゃんは「経験の追体験」をすることができないから。
きっと、今年の南中生は仲間と触れ合うコトで沢山の経験をしてきた。
みなさんの歌声で、おたがいの心を扉をノックしてほしい。
「感情や感動」は波の受取手の中にある原風景。
だからこそ、3年生にとっては、この1週間は自分と向き合う期間。
震えるぜハート 燃え尽きるほどヒート!!