A letter from Wakkanai Minami Jr. High School
全校生徒は朝読書の時間、「子どもはなぜ勉強をするの?」というテーマで毎週1回著名人のエッセイを読んでいます。今日は生物学者の福岡伸一さんでした。
特別支援学級の自立では、エジソンやファーブルなどの伝記を音読して、その人の生き方を学ぶ時間を設けています。
1回目は「奇跡の人」と呼ばれた、ヘレンケラーとアンサリバンです。ヘレンケラーさんは「見えない」「聞こえない」「話せない」という3重苦を背負った方でしたが、アンサリバンさんという素晴らしい家庭教師に出会い、ハーバード大学を首席で卒業するまでになりました。そして、その後は障がい者の為にご尽力されました。
ヘレンケラーさんが水を「ウォーター」と認識するまでの過程を映像で見ました。その激しい葛藤にみんな息をのんで見ていました。
以下は子ども達の感想です。
●ヘンレケラーは当時、病気にかかっていましたが、サリバン先生と一緒に学んだ事で、少しずつ進歩していったことを知れて良かったです。
●伝記に書いてあったのと同じだったり、本にのっていなかった事がわかりました。動画にくわしく映っていたのですごいと思いまし た。
●サリバン先生の根気強さはすごい。ヘレンケラーが(口の)振動で(言葉を)読み取れるのはすごいと思った。
また、国語の時間で転校したクラスメートにお手紙を書きました。今は携帯電話やSNSなどで、すぐに連絡を取れる時代ですが、便せんに書いて、切手を貼りそしてポストに投函する・・・。こういった一手間があることで相手へより思いを伝えることができるかもしれないですね。
南中より心を込めて・・・。